三つ目がとおる
おでこの絆創膏が剥がれ第3の目が晒されると、
破壊的人格が出現する。

写楽保介(しゃらくほうすけ)は中学生だが、体格も知能も幼児並である。
いつも、おでこに絆創膏を貼っているなさけないやつで、いじめられっこでもあった。
だが、その絆創膏が剥がれ、第3の目があらわれると、人格が一変する。
急に目つきが鋭く妖しくなる。
破壊的人格の中に、強靱な頭脳と巨大なパワー、そして古代の知恵を秘めた超人に変身する。
というよりも、こっちの方が写楽のほんとうの姿だった。
写楽は古代に生きた三つ目族の末裔であり、第3の目は超能力を発揮するための特殊な器官だった。
三つ目族には現代とは異なる科学技術、知識の大系があるようで、奇妙な機械を自製したり、呪文を唱えてコンドルを呼び出したりする。
写楽は毎回、奇妙な事件に遭遇する。
そこには、古代遺跡にまつわる謎が絡んでいる。
同級生の和登千代子とともに、難事件を追う。
ピラミッドパワーやオーパーツ、古代の超破壊兵器などの「定番アイテム」が毎回でてくるが、写楽の目を通して手塚治虫独自の解釈が展開される。
手塚特有の、いのちの弱さ、はかなさ、そして大切さといった一貫したテーマも生きている。
「三つ目がとおる」 手塚治虫
「週間少年マガジン」1974-1978連載
破壊的人格が出現する。

写楽保介(しゃらくほうすけ)は中学生だが、体格も知能も幼児並である。
いつも、おでこに絆創膏を貼っているなさけないやつで、いじめられっこでもあった。
だが、その絆創膏が剥がれ、第3の目があらわれると、人格が一変する。
急に目つきが鋭く妖しくなる。
破壊的人格の中に、強靱な頭脳と巨大なパワー、そして古代の知恵を秘めた超人に変身する。
というよりも、こっちの方が写楽のほんとうの姿だった。
写楽は古代に生きた三つ目族の末裔であり、第3の目は超能力を発揮するための特殊な器官だった。
三つ目族には現代とは異なる科学技術、知識の大系があるようで、奇妙な機械を自製したり、呪文を唱えてコンドルを呼び出したりする。
写楽は毎回、奇妙な事件に遭遇する。
そこには、古代遺跡にまつわる謎が絡んでいる。
同級生の和登千代子とともに、難事件を追う。
ピラミッドパワーやオーパーツ、古代の超破壊兵器などの「定番アイテム」が毎回でてくるが、写楽の目を通して手塚治虫独自の解釈が展開される。
手塚特有の、いのちの弱さ、はかなさ、そして大切さといった一貫したテーマも生きている。
「三つ目がとおる」 手塚治虫
「週間少年マガジン」1974-1978連載
どろろ(どろろと百鬼丸)
親が魔物に差し出した、
自分の身体の「48箇所」を取り戻す旅。

時は、戦国……。
醍醐景光は、天下を獲るための魔力を得ようと、やがて生まれてくる実子の身体の48箇所を、それぞれ48匹の魔物に差し出す。
48箇所が欠損して生まれた男子は、忌むべき子として川に流されるが、医師・寿海がこれを拾って育てる。子は百鬼丸と名付けられ、義手、義足などを与えられて成長した。
やがて百鬼丸は、妖刀を腰に差し、義手義足に武器を仕込み、失われた過去を求めて旅に出る。
旅の途中、百鬼丸の運命が呼び寄せるのか、妖怪や死霊たちと次々に遭遇する。
百鬼丸は魔物を倒すことで、自分の身体の一部が取り戻せることを知る。
一方、親を失い少年盗賊(実は女の子だった)となっていたどろろは、旅先で出逢った百鬼丸のただならぬ雰囲気に魅せられたのか、次第に彼をつけ回すようになる。
百鬼丸と、どろろの奇妙な旅は、やがて失われた過去の謎へと向かう。
手塚漫画は「生きること」についてのメッセージが強い。
まず「とにかく生きろ」という。
そして相手も「生きている」ことを知れという。
さらに、どう生きればいいのかについても考えさせられる。
この漫画は、途中から「どろどと百鬼丸」に改題されている。
百鬼丸の方に物語りの主軸がおかれた展開なので、改題したと思われる。
連載開始から40年後となる2007年に、妻夫木聡、柴崎コウ主演の映画版が公開されるらしい。
「どろろ(どろろと百鬼丸)」手塚治虫 1967年-「週刊少年サンデー」連載
自分の身体の「48箇所」を取り戻す旅。

時は、戦国……。
醍醐景光は、天下を獲るための魔力を得ようと、やがて生まれてくる実子の身体の48箇所を、それぞれ48匹の魔物に差し出す。
48箇所が欠損して生まれた男子は、忌むべき子として川に流されるが、医師・寿海がこれを拾って育てる。子は百鬼丸と名付けられ、義手、義足などを与えられて成長した。
やがて百鬼丸は、妖刀を腰に差し、義手義足に武器を仕込み、失われた過去を求めて旅に出る。
旅の途中、百鬼丸の運命が呼び寄せるのか、妖怪や死霊たちと次々に遭遇する。
百鬼丸は魔物を倒すことで、自分の身体の一部が取り戻せることを知る。
一方、親を失い少年盗賊(実は女の子だった)となっていたどろろは、旅先で出逢った百鬼丸のただならぬ雰囲気に魅せられたのか、次第に彼をつけ回すようになる。
百鬼丸と、どろろの奇妙な旅は、やがて失われた過去の謎へと向かう。
手塚漫画は「生きること」についてのメッセージが強い。
まず「とにかく生きろ」という。
そして相手も「生きている」ことを知れという。
さらに、どう生きればいいのかについても考えさせられる。
この漫画は、途中から「どろどと百鬼丸」に改題されている。
百鬼丸の方に物語りの主軸がおかれた展開なので、改題したと思われる。
連載開始から40年後となる2007年に、妻夫木聡、柴崎コウ主演の映画版が公開されるらしい。
「どろろ(どろろと百鬼丸)」手塚治虫 1967年-「週刊少年サンデー」連載

