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エコエコアザラク 

「では悪魔に感謝の気持ちを表すため
一番大切にしているものを出しなさい」


エコエコアザラク (1)

デイヴィット・コンウェイの『魔術・理論篇』などを読むと、魔術の実践において「視覚化」の技術がいかに大切かがわかる。
ここでいう「視覚化」とは、天台密教の止観にも似ている。想念を一点に集中する。たとえば止観の行を極めた人間が川の流れを想っているときに、誰かがふいに部屋の襖をあけた。すると、水があふれ出してきたという有名な話がある。イメージをありありと投影することで、他人をも巻き込むことができるらしい。

魔術には黒魔術、白魔術、精神魔術などいろいろあるようだが、『エコエコアザラク』の黒井ミサはおもに黒魔術を使う。

「では悪魔に感謝の気持ちを表すため一番大切にしているものを出しなさい」

黒井ミサが悪魔ルキフェルを召還するときにいったセリフ。
ミサは学校の友だちの恋を成就させるために、召還魔法を使ったりする。
街角で占いもやっている。頻繁に引っ越しをしているようで、ときに大きな洋館にひとりで住み、庭で虎を飼っていたりする。

一話完結のストーリーだから、それぞれが自在に飛ぶ。
ミサは黒魔術を使うおそろしい魔女だが、幽霊屋敷を怖がったり、亀に呪われた一家から逃げ出したりと、可愛いらしい少女の面もおおいに見せる。

何度か映像化された作品だが、原作の漫画の雰囲気がやはりいい。
いにしえのゴーゴー喫茶なども出てくるし、全体にレトロな趣きが漂っている。

「エコエコアザラク」古賀新一
1975-1980年「週刊少年チャンピオン」連載
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