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代打屋トーゴー 

あんたは道具に頼りすぎだよ。
人間汗出して走らにゃ。


代打屋トーゴー(1)

第28話「ゴールド・バスター」で、攻撃ヘリまで持ち出してきた敵を倒したときに、トーゴーがはいたセリフ。

吉本大介はふたつの顔を持つ。
表の顔は東京の某区役所土木課に勤務する無能職員。
裏の顔は代打屋で、殺人と営利誘拐以外ならどんなことでも引き受けるパーフェクト・フォロー・ピンチ・オフィスの所長。
持ち込まれる依頼は、逃げたアナコンダや猫の捜索からボディガード、サルベージ、救出などさまざまだが、基本的には奇妙奇天烈な怪事件、あるいは馬鹿げたもの。

トーゴーは科学知識もあり、人間の心の機微にも通じているようだが、スキも多く、仕事の過程で頻繁にダメージを負う。
ただし、引き受けた仕事に対する粘着力、醜いまでのしぶとさ、突拍子もないアイディア、嘘のような運の強さで、最後は仕事を完遂する。
そして依頼人や敵に向かって格好をつけたセリフをはく。

第32話の「ハリマオ」が印象に残っている。
ハリマオは異国から来たメスの虎のような気を発散する美女で、男たちは彼女に近づくだけで性の放出が止まらなくなり自滅する。トーゴーはハリマオの体の謎を解明し、最後は彼女を導く。

裏の顔を持つ男の話は、大藪春彦の「蘇る金狼」など昔から結構ある。
男にとって憧れの生き方のひとつなのかもしれない。
これからの時代、サラリーマンも副業、いや本当の自分を出せる「精神の正業」とでもいうものを持っていたい。

「代打屋トーゴー」 たかもちげん
1983-1990年「コミックモーニング」連載
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