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天空の門 

最高裁「第四の小法廷」で裁かれる、
犯罪者に取り憑いた、もうひとつの魂。

天空の門 1 (1)

最高裁判事は15名で、第一から第三までの小法廷にそれぞれ所属する。
だが、万里谷礼によって第四の小法廷が開廷された。
被告人の奥底に潜んでいる悪霊までが裁かれることになった。

万里谷は死刑囚だった。
絞首刑が執行されたが、首が絞まる瞬間に幽体離脱し、医師が臨終を確認したのちに戻ってきた。
執行官は混乱し、万里谷は最高裁預かりとなった。
万里谷は法的には死亡とされ、最高裁の奥深くに幽閉されたまま「第四小法廷」の判事となる。
特別な被告だけをそこで裁くために。

科学警察研究所心理研究室、通称オカルトクラブに所属する日向公文警視は、幼い頃、ともに「天空の門」を見た万里谷の要請により「第四小法廷」の調査官となる。科警研の科学鑑定や、身辺の徹底調査を経てクロと判断された容疑者は「第四小法廷」に引きずり出される。
万里谷が裁くのは被告の背後にいる真の被告。
悪の魂は、時代を超えて生き続け、現代の凶悪犯たちの肉体を通して犯罪の快感を愉しみ続けていた。

心霊科学とやらのセオリーに則ったオカルト劇画だが、最高裁、科警研、チヨダ(公安)、皇宮警察などの機関を絡めたストーリーに新しさがあった。
最後は「天空の門」の向こうにいる存在から人類そのものが裁かれるという大きなテーマへと展開する。

江戸期に獄門となった悪相の男の復顔模型や、万里谷がズズッと背中から悪霊を引き出すシーンの描写が気色悪くてよかった。

「天空の門」全6巻 菊池としを 1997年- 「ヤングジャンプ」連載
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