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子連れ狼 

裏柳生が放つ刺客たちを、
子連れの業刀「胴太貫」が斬る。


子連れ狼 全28巻 小池一雄・小島剛夕/作 スーパー・プレミアム・コレクション子連れ狼 第八巻 2 ★20%OFF★

丹下左膳は隻眼隻腕、月影兵庫は猫が弱点だが、子連れの剣客という設定には正直恐れ入った。
命のやりとりにおいての緊張感が一層高まり、業刀・胴太貫(どうたぬき)の凄みが増す。

拝一刀(おがみいっとう)は、水鴎流の達人で公儀介錯人だった。
だが、柳生一族の謀略によってお家断絶、妻のあざみを失い、幼な子の大五郎を連れて諸国を放浪する。

拝一刀を屠ることに執念を燃やす裏柳生の総帥・柳生烈堂は、凄腕の刺客たちを放つ。
これを迎え討つ拝一刀は、修羅の道を覚悟し、自ら「冥道魔府」に入ることを宣言する。行き着く先は人間の血飛沫が舞う無限地獄しかない。
刺客たちはみな強烈な個性と信念、そして、それぞれの生き様を持っている。それぞれの宿命を背負っている。そこから逃れえない自分を熟知している。だからこそ、拝一刀との全生命力を懸けた果たし合いの中で、確信をもって斬られゆく。

激しい屠り合いを通して、しまいには柳生烈堂その人が、拝一刀に奇妙な愛を抱くようになるのが不思議だ。

小池一夫の人間を抉るストーリーと、小島剛夕の揺らぎのある絵も、まるで果たし合いをしているかのよう。

拝一刀役は、映画版では若山富三郎、田村正和、TVドラマでは北大路欣也も演じたが、魔界から来た求道者のような表情の萬屋錦之介が一番いいように思う。

「子連れ狼」作・小池一夫(小池一雄) 画・ 小島剛夕 
双葉社「漫画アクション」1970-1976年連載
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