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がんばれ元気 

人間は、たまには思いっきり泣いた方がいい。
「がんばれ元気」は、涙がとまらなくなる漫画。

がんばれ元気 (16)

すべてのボクシング漫画は「あしたのジョー」と比較される宿命にある。
「あしたのジョー」を超えるボクシング漫画は出ないだろうともいわれていた。
「がんばれ元気」がジョーを超えているのかどうかはわからないが、漫画史に残る名作であることは間違いないと思う。

人間は時に思いっきり泣いた方がいい。
「がんばれ元気」は、自分でもびっくりするほど涙が出てきてとまらなくなる漫画だ。
だから、人前では読まないほうがいいのかもしれない。

母は元気を産んですぐになくなっていた。
父は元気のために自分がひとつだけしてやれること、すなわちボクシングを教えた。
プロに復帰し、闘う姿を元気に見せた。
元気は素直に喜び、父が世界で一番強いと信じていた。

だが、若き天才・関拳児に倒された。しかも関は、闘う前から父を愚弄していた。
関は元気までをからかい、せせら笑った。元気は泣きながら関に飛びかかった。
関は5歳の元気を容赦なく殴った。
幼い元気の心に、くやしさだけが深く刻まれた。
試合のあくる日、父は死んだ。
関は元気のもとに現れた。元気は殴りかかったが関は抵抗しなかった。
関は元気に謝罪した。元気はなにかに気づいた。勝負の世界のことかもしれない。
元気は関を許したが、以後、元気の命は、関を追うためだけに使われることになった。

元気は母方の祖父母に引き取られ、素直で明るい子に育っていった。
祖父母は元気を大変可愛がった。元気は祖父母を心配させないよう、密かにボクシングのトレーニングを続けていた。誰にも気づかれないよう、誰からも教わることなく、父の夢だけを追っていた。
関は世界チャンピオンになっていた。

中学時代、元気の夢を知った芦川先生は三島を紹介する。
三島栄司は元ボクサーで、荒んだ生活をしていた。芦川先生のかつての恋人だった。
元気は三島のもとでプロの技術を学ぶが、三島は傷害で懲役にいく。
元気は三島に誉められるためにトレーニングを積んで帰りを待っていた。
三島と芦川先生の関係がせつない。

やがて元気は中学を卒業し、東京へ向かう。
たったひとりの孫を失う祖父母がせつない。
元気もそれはわかっている。しかし元気は関を倒すために東京へ行く。
東京では、それぞれの想いを秘めボクシングに夢をかける男たちとの出会いがあった。

なにかこう、どういう視点で読んだらいいのか、誰に感情移入しても泣けてくる。

「がんばれ元気」 小山ゆう
少年サンデーに1976年より連載
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