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七夕の国 

能力を使うたびに、
先祖の血が活性化し異形の姿に。


七夕の国 全4巻 岩明均作

千年ほど前に「丸神の里」では異種交配が行われた。
異種と混じり合った女が産んだ子は、不思議な能力を持ち、姿も鵲(カササギ)のように異形だった。以来、この里は、どの領主の支配にも属さず、特殊能力を持つ者たちが守ってきた。
里の者に伝わるのは、両掌の間に「異空間」を創出する能力。
その「異空間」に触れた部分は、破裂し、すべてどこかに持っていかれる。
手、足、顔の半分といった人間のパーツはもちろん、巨大な建物も山も……。
異形の濃い血は、千年のときのなかで、全国に散らばっていた。

自分の能力を秘し、<村社会>の因習のなかで生きるか。
それとも能力を解放し、欲望を実現していくか。
里の血をひく人間たちは、それぞれの道を選ぶ。

この「七夕の国」といい、「寄生獣」といい、アイデアそのものはそれほど斬新というわけではないと思う。しかし、岩明均は料理の仕方がうまい。
淡々と流れていく画面のなかに、突如現れる残虐な描写がおそろしく効果的。
両掌の間の「異空間」は、一体どこに繋がっているのか?
想像すればするほど、とてつもなく大きなロマンを感じる。

「七夕の国」全4巻 岩明均
小学館ビッグコミック・スピリッツ1996-1999年連載
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