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家裁の人 

裁判官は何を考え、
どんな生活をしているのか?

家裁の人 4巻 セル版 (4)[ビデオ]

少年犯罪がずいぶん前から社会問題となっている。
ニュースを見ると、少年たちへの怒りがこみ上げてくる。
家裁の現場で、どんなふうに少年が裁かれているのかを知っておくのも悪くはない。

主人公の桑田判事は、最高裁判事を父に持つ毛並みのいい裁判官。
司法試験の上位合格組で、判事としての実務能力も高く評価され、最高裁調査官転任への打診もあったが、これを拒否、家裁での仕事にこだわる。
判事とは独立した存在で、転任を拒否することもできるらしい。上層部といえども、判決に圧力を加えることができないようにするためである。
ただ、同じ場所に長くはいられない。
数年でどこかに異動するため、全国には官舎が用意されている。
桑田は他の家裁への転任は受ける。

「育ててみませんか?」
というのが桑田判事の口癖で、家裁の庭、官舎の庭でいろんな植物を育てている。そして他人にも、育てることをしきりに勧める。散歩も好きで、道を歩きながら季節の移ろいの中、木々や草花の変化を楽しむ。
各話のタイトルにも「ユリ」とか「オランダナデシコ」とか、花の名前がつけられている。

桑田判事は昼行灯のように、ぼーっと花を見つめながら、送致されてきた少年のことを考え続ける。
どういう判決を下すことが少年を育てることになるのかを。
少年を育てることは、もしかすると違憲合憲の審理よりも、国にとって大切なことかもしれない。

「家裁の人」作・毛利甚八 画・魚戸おさむ
1989年~ 小学館ビックコミックオリジナルに連載
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