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がきデカ(こまわり君) 

むぺっと、八丈島のきょん……。
これが形而上ギャグのはじまりだったのかもしれない。


がきデカ 1 (1)

これほど、わけのわからない漫画もない。
「がきデカ」以降、漫画におけるギャグは、なんでもありの世界に突入したように思う。
そしてギャグ漫画はいまも、凄まじいスピードで進化し続けている。

主人公の「こまわり君」は少年警察官という設定で、いつも警帽をかぶっている。
「がきデカ」というタイトルもこの設定からうまれたのだろう。だが、この漫画をさすとき、タイトルは結構忘れられ「こまわり君」と呼ぶ人が多かったように思う。
2頭身ぐらいの「こまわり君」の頭の上に、さらに大きな警帽がのることで、顔のでかさが強調され、いっそう不格好な雰囲気が出ている。

どの話も、どうというストーリーはなく、日常の生活や行事の中で、こまわり君が強烈なボケをかまし、周囲がツッこみ、最後は滅茶苦茶になるという単純なもの。
こまわり君は意地汚く、自分本位で、いかにも憎たらしい小学生というキャラを追求し続ける。そうした性格がベースにあるため、ギャグそのものの不条理さが、さらに際だつといった感じ。

作者の山上たつひこは、山上龍彦名義で小説も書いている。
奈落<集英社文ホラー・アンソロジー>所収の「梢のそよぐ下」を読んだことがある。日常の中に黒い服を着た三人の女たちが見え隠れする、不気味なホラー短篇だった。
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