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東京BJ 

なんとも淡泊な画面に、
目だけは鋭い登場人物たち。


東京BJ

柳沢きみお作品といえば、「特命係長・只野仁」が実写化(高橋克典主演・テレビ朝日)されて人気だが、この「東京BJ」の方が渋好みともいえる。

BJとはブラックジャーナリズムのこと。取り屋とか総会屋とか、そのたぐいの商売。
主人公は平凡なサラリーマンだったが、切れやすい性格で、喧嘩だけは強かった。
ぶち切れて会社を辞め、一匹狼のBJの元で見習い修業をするようになる。

師匠は、どちらかというと「与党」の立場になることが多く、企業に対し、うるさくたかってくる同業者たちを排除していく。主人公は、仕事を手伝うなかで、次第にBJとしての本能に目覚めていく。

柳沢きみおの絵は、背景がほとんどなく、全体が淡泊である。
動きも少なく、なんだか紙芝居を見ているような雰囲気がある。
そのくせ、人物の印象は、やたらに強く濃い。
1コマ1コマに奇妙な緊張感が漂っていて、ぐいぐい読ませるのである。
柳沢きみお独特の世界観を、たっぷり味わえる作品といえる。
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