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ハレンチ学園 

70年安保、大坂万博の時代に、
全国の学校で「スカートめくり」を流行らせた衝撃漫画。

ハレンチ学園(ワクワク校外編)

永井豪はむかし、ハレンチ学園を描いた動機を語っていた。
ある日書店で、小学生がエッチな本を立ち読みしていたのを目撃、エッチな漫画を描けば必ず売れると思ったということ。

メジャーな少年漫画誌で、堂々とエッチな漫画を連載し、それが爆発的なブームになったのだから、世間の反発も大きかった。マスメディアは猛烈に批判し、全国のPTAがヒステリックに騒いだ。PTAがノイジーな保守派おばさんの代名詞となったのは、この「事件」からかもしれない。

「あんな子がうちの学校にもいれば」と全国の小・中学生に思わせた柳生みつこ(十兵衛)は、男たちの性欲の餌食となりながらも明るくたくましく生きる、永井豪が一貫して描く女性キャラの原型のような感じ。みんな山岸くんになりたかったに違いない。
ヒゲゴジラ、マルゴシ、パラソルなどの異様な教師像もかなり新鮮で、「学校の先生」のイメージをぶち壊した。いやもうこの時代には、すでに「教師の権威」などなくなっていたのかもしれない。

「ハレンチ大戦争篇」では、キャラたちの多くが戦死し、学園崩壊へ。
世間からの圧力で押し潰されそうなこの漫画を、作者自らの怒りで爆発させたような印象だった。

売れる漫画を狙って描いたという「ハレンチ学園」だが、永井豪のテーマは生きている。
その後の「デビルマン」「バイオレンスジャック」「凄ノ王(すさのおう)伝説」といった名作シリーズでも、一貫して性と暴力を描き続ける。
結局、そういうものが好きなんだと思う。

永井豪作品「ハレンチ学園」 
集英社「少年ブック」のちに「少年ジャンプ」、週刊化され「週刊少年ジャンプ」に1968年より1972年まで連載。
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