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ホワッツマイケル? 

気まずい雰囲気になると、
踊ってごまかす猫。

What’s Michael?(3)

猫は仏典と一緒に日本にやってきたという。
インドの猫が仏典とともに、まず中国に渡った。そして中国から日本に仏典が伝わる時も、猫がくっついてきたらしい。仏典や仏具は鼠に囓られることがある。猫は鼠捕りの役目を持たされていたといわれる。

マイケルというしゃれた名前の猫がいる。
この猫には今林(こんばやし)という漫画家夫妻をはじめ、複数の飼い主がいるようだ。それぞれの家を気ままに渡り歩いて暮らしている。

マイケルは歯磨き粉と、サロンパスと、ミカンの匂いが嫌いで、獣医を嫌悪していた。
風呂も大嫌いである。シャンプーを見ただけで逃げ出す。
そのくせ、中年男の客に抱かれるのを嫌がり、男の口臭に顔を背けたりする。
蠅捕りに失敗したところを飼い主に見つけられると、踊りながら退場したりする。

マイケルは猫としての本能に逆らえない。
飼い主にいくら怒られても籐の家具をぼろぼろにしてしまうし、遊びたい気分ではなくてもネコジャラシを使われるとついカラダが反応してしまう。
怒るとカラダが膨らみ、うれしいとしっぽが立ち、興奮すると意味不明の行動をとってしまうことも自分では制御できない。人から受けた恩をすぐに忘れてしまうのも猫の本能である。

マイケルは争いごとを好まず、涼しく居心地のいい場所を見つけて気ままに暮らしていたが、仏頂面の太った巨猫「ニャジャラ」が登場したり、可愛い仔猫が生まれたりして、物語はだんだんにぎやかになっていく。

猫の習性をデフォルメしつつ、小林まこと独特の不思議な「間」によって表現された猫と人間の生態漫画。

「What's Michael?」全9巻 小林まこと 
1984年- 「週刊コミック モーニング」連載
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ハクション大魔王 

「くしゃみ」をするとハクション大魔王が、
「あくび」をすると娘のアクビが壺の中から出てくる。

ハクション大魔王 セレクション3

そして、しゃっくりをすると妻のシャックリが出てきて、呼び出した「ご主人様」の願いをかなえてくれる。
大魔王の声は、低音で、のんびりした感じの大平透。昭和40年代の、なんとも平和なギャグアニメ。

与太山家の息子カンちゃんは、家の屋根裏にあった古いアラビア風の壺の前でクシャミをする。すると、ハクション大魔王が出てきた。大魔王は「~でごじゃる!」とか変な話し方をするし、算数が苦手、肝心の魔力もいまいちで、相当なズッコケ(当時の表現)である。しかし、カンちゃんも、どうでもいいようなお願いをするので、正直、すべてがどうでもいい。

かわいいのは娘のアクビ。
こっちは壺の前であくびをすると「出まして来ましてアクビちゃ~ん」と、妙に明る過ぎる登場の仕方。大魔王よりもしっかり者だが、イタズラ好きのため、いつも周囲を混乱させる。

「昭和元禄」といわれた時代に作られた、ほんとうに平和なアニメ。観ると、頭の中が陽気になる。

「ハクション大魔王」吉田竜夫・竜の子プロ制作 1969年~1970年 フジテレビ系で放映

おそ松くん 

ダヨーンのおじさん、ハタ坊、イヤミ。
強烈で息のながいキャラクターたち。

おそ松くん VOL.18おそ松くん (1)

1960年代に連載、テレビアニメ化された「おそ松くん」は、1988年にもアニメが新しく制作された。こうなると何がレトロなのかわからなくなる。原作のふんいきがレトロなのだというしかない。

おそ松くんをはじめ、六つ子のキャラクターたちは別にどうということない。絵を見ても区別がつかない。この漫画が描かれた時代、少子化問題などなく、双子、三つ子ぐらい当たり前だったと思う。それゆえインパクトのある六つ子としたのかもしれない。

特筆すべきは脇を固める意味不明なキャラたちだろう。
ダヨーンのおじさん、ハタ坊、イヤミ、チビ太……。
イヤミは嫌味で、おフランス帰りを自慢するが、センスが悪いのでどこか哀しい。
ハタ坊はいつも洟を垂らしている。蓄膿症になってもほったらかしで耳鼻科にも行かなかったのか、栄養失調気味なのかは知らないが、いまこんな子供はほとんど見ない。

チビ太はおでんが好きで、いつも串刺しのおでんを持っている。
おでんは、お田。もともとは田楽のことで串に刺してあるのが本当だろう。
作者の赤塚不二夫が好きだったからキャラに持たせたのだろうが、ああいうのは大人が酒の肴として食う物だったような気もする。
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